クレジットカード審査について知っておくべきこと

クレジットカードを申し込む時には誰もが、審査の結果が気になるものです。審査を通りやすくする方法ってあるのでしょうか?

この点に関しては、クレジットカードの審査を通りやすくする方法を探すというより、クレジットカードの審査とは何なのかを知っておくことが大切です。

クレジットカードとは、名前の通り申込者を「信用」して発行するカードです。つまり、クレジットカード会社が、申込者を信用できる人と判断した場合にクレジットカードが発行されるのです。つまり、審査が通る、というわけです。

では、クレジットカード会社は何をもって、申込者が信用できる人かを判断するのでしょうか? 

各クレジットカード会社は必ず「信用情報機関」とよばれる機関に加盟しています。この信用情報機関で、加盟しているクレジットカード会社同士、情報を共有しています。クレジットカードの申し込みが届いたら、クレジットカード会社はその申し込み情報を信用情報機関に登録すると同時に、その申込者の他社での情報を見ることができるのです。

その申込者が、以前に他社でカードを申し込んだ際の情報と今回の情報を比べて、申込者が虚偽の申告をしていないか、他社カードの支払いが滞っていないかを判断することができます。他社で支払い延滞などがあればもちろん、信用できないと判断されて審査が通らないということになってしまいます。

支払い状況と同じように信用において重視されるのが、虚偽の申告をしていないか、という点です。氏名の読み方、生年月日はもちろんのこと、例えば勤務先で考えてみましょう。前回他社でカード申し込みをした時と違う勤務先を記載しているのに、記載の勤続年数が長かったりしたら、本当にその勤務先で働いているのか疑われてしまいます。もちろん、会社名が違うだけという場合もありますので、申込者が虚偽の勤務先を記入していないか、調査して問題なければ、審査が通るということになります。

このように、クレジットカード会社は他社と連携して申込者が正確な情報を申込書に記載しているのかを調べることができます。

本人の支払い能力に問題はなくても、記載内容に嘘があったと分かれば、信用を得ることはできません。 つまり、審査を通りやすく方法をあえていうなら、正確な情報をしっかり記載するということです。